2008年05月27日

【Medium K】ごあいさつ

今日は真夏日になりそうだ????
本日から久々の休暇だ、4連休。朝からチャリ飛ばして、ピラティス教室に行って参る。
(元体育会系は、じっとしていられない)

順番が最後になりましたが、展示パネル「ごあいさつ」の掲載です。
こちらは、同じものが会場内で配布されていました。

展示会タイトル「Medium K」の秘密が、今明かされる・・・。

追って、インタビューも書き起しますね。最後の大仕事って感じ。
ニュアンスを文字で伝えるって、限界感じる・・・。

ごあいさつ

本日はご来場まことにありがとうございます。こんにちは唐橋です。
そちらは晴れていますか?こちら(21日現在)は曇りで、トウキョウはこのところ日中を通して薄暗いので、どこかに自然にINに向き合えるというか、要するに恵まれた絵描き日和です。
さて、ここではタイトルであるミディアム・ケイについての解説をさせてください。
Medium Kとは、4年前の第一回作品展『軽夢-ケイム-』よろしく私のイニシャルから出てきたものですが、K点までの中間点、という意味あいで呼んでいるつもりです。ですので、わりと小回りのきく軽自動車の意味があるのではないかとか、うちのクラスの三人の加藤のうち、背の順で真ん中のやつのことを指したものであるだとか、更に言うと実はそいつ薄目で見ると若干加藤あいに似てね?であるだとか、そういうようなこと、でもいいですなんなら。ただ遅ればせながらここで私の指すK点の一応とは、スキー(ジャンプ)で耳にする、それ以上行くんなら氣をつけなラインというものをドイツのえらいどいつかが定めた建築用語です。時にK点を越える選手が登場すると、彼らは一躍ヒーローとなります。極限の向こう側を視た人々に相応しい拍手喝采。ぱちぱち
けれど、私にとってはその限界点であるK点よりも、スタート地点とのちょうど中間に位置するポイントにとても興味を引かれてなりません(勿論スキー競技ではあっという間に通り過ぎるので、ここでは個々のあらゆる目標をK点とし、その中間点といたします)。そこには懸命にふみ出し歩いてきた道の折り返し点であり、また半分まで来たことに対して少なからぬ達成感を得られる、一先ず自分を褒めたいポイントであると思います。僕ならアイスとかカップ麺を食べます
しかし同時に、まだ戻れるかもしれないなという氣持ちの隙間が広がる場所であったり、スタートをきる以前よりも更にふみ出す勇氣が必要な場所でもあったりする、一方ではふわふわと曖昧な場所でもあると思うのです。
春。私にとってその季節は、毎年件のミディアムケイにいるような感覚に陥ります。もうしばらくこのままじいっとしていたいのに、時間に無理矢理細い穴から押し出されているような、なんとも形容し難い(←ところてんとは絶対言わない病。パブロンで治る)、そわそわした氣持ちになってふみ出すタイミングを逃してしまって臆病になるいっぽうの季節です。でも例え犬に噛まれてもわんわん泣いても、結局今にふみ出す自分を、どこかで信じてもいたりするのですよね
今回の展示会はTOKYO-VILLAGEと呼ばれる村の住人が視たそれぞれのK点までの道すがらと、そして『軽夢』以降に描いてきたものをあるだけ集めました。またここで最後になりましたが、放っておくと絵を描こうともしない私の手を諦めないで引き続けてくれる画廊店主、そして開催に向けてご尽力くださった関係者の皆様に、心からお礼を申し訳ございません

どうか ごゆっくりお寛ぎいただけたら幸いです

           (画伯のサイン)
タグ:Medium K
posted by ぴろりん at 07:12| 唐橋充★アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする